何年も付き合う大切な外壁の色選び
更新日:2018-10-19
これぞ、外壁塗装を依頼した時の楽しみ!と言ってもいい外壁の「色選び」ですが、家のデザイン、外壁の素材、周辺の家との調和を踏まえると、似合う色、似合わない色が見えてきます。
後悔しないしない「色」選びポイントをするために色選びの知識を徹底解説します!
色の基礎知識編
塗装会社から色のサンプルを見せてもらう時は、鮮度と明度を低めなものを用意してもらいましょう。
サンプル色を小さな面積で見た場合、実際に塗装した外壁を見ると面積が大きく、明るく鮮やかに感じます。
色見本だけで決めるのではなく、サンプルの外壁に試し塗りをしてもらうことで、実際に近いイメージをつけることが可能になります。
多くの塗装業者ではサンプルの外壁を所有しているため、試し塗りをやってもらいましょう。
色見本と実物では色の見え方が違います。
サンプルの色を見る場合、室内と室外で色の見え方が異なります。
色は光によって見え方が変わります。
太陽光の下で見る色と室内の蛍光灯で見る色は異なり、室内の蛍光灯で見る色は黄色画かって見えることがあります。
サンプルの外壁で色を確認する場合は、外でサンプルを確認することで塗った時のイメージがしやすくなります。
室内と室外では色の見え方が違います。
理想的な色を見つけるために必要な作業
自宅隣、周辺の外壁色を改めてみましょう
特に自宅隣の外壁色を改めて確認し、自分が望む色は周辺の自宅と馴染むかイメージを膨らませましょう。
また、周辺や住宅街を見て好みの色、デザインのヒントを得ることも良いでしょう。
まわりに建っている家の色も考慮して選定しましょう。
具体的なデザインを考える
希望の色が大まかに決まったら、デザインを考えましょう。
デザインのタイプは大きく分けて2パターンあります。
1階と2階で色を分けた2トーンカラー、又はすべて同一色の1トーンです。
塗装業者によっては、部分的な色調整も行ってくれますが、基本的には2トーン又は1トーンでデザインをイメージ固めていきましょう。
3Dシュミレーションを用意してもらいましょう!
色やデザインイメージが固まってきたら、塗装会社に自宅の写真を撮影してもらい3Dシュミレーションイメージを作成してもらいましょう。
3Dシュミレーションでしたら、色変更も対応できイメージも固まりやすくなります。
ただし、微妙な色の差異は正確に調整することはできないので注意が必要です。
色選びの豆知識
汚れが目立つ色は「純白」「漆黒」です。
ドロがかかったり、物を外壁にあててしまいキズがつく事故などがあった場合、純白と漆黒の壁では汚れやキズが目立ちます。
ただし、純白や漆黒も魅力的な外壁色です。いずれかの色を希望される方へキズや汚れを極力目立たせなくするポイントがあります。
純白の場合は少し明度を抑えた白系の色を使うことで汚れやキズが目立ちにくくなります。
また、漆黒の場合少し白みがかった黒、黒に限りなく近いグレーを選択することで、黒の重厚感を感じられキズ、汚れが緩和されます。
彩度の高い色は色あせしやすいデメリットがあります。
青、赤、紫、黄色など彩度の高い色で個性を求める方も多くいらっしゃいますが、鮮やかで明るい雰囲気を出す反面、彩度が低い色より、色あせが早いデメリットがあります。
長期的に色あせを防止しようとお考えでしたら、極力彩度が低い色で塗装をしてもらった方が、色もちがよくなることと、周辺環境になじむメリットなどがあります。
ツヤ消し塗料の性質について
ツヤ消しの塗料はツヤのある塗料に比べ微妙に白くなる傾向があります。
また、どれくらい白くなるかは、3Dシュミレーション時などでは想像がつかないため、実際の外壁にサンプルで塗装してもらい検討することが大切です。
外壁の素材で色の見え方は変化します。
外壁の素材は豊富になります。
現在では、ツヤを強調した外壁や凹凸がある外壁など種類は様々です。
特に凹凸がある外壁では色が濃く感じる方も多くいます。
可能であれば塗料を家に塗ってもらい確かめてもらいましょう。
※業者によっては塗料を家に塗ることができない業者もいます。
まとめ
長く住み続ける家だからこそ、失敗しない色選びをしたいものです!
色選びは経験豊富な外壁塗装のプロと打ち合わせを重ねることで、理想の色に近づいていきますので、しっかりと寄り添ってくれる塗装会社を選びましょう!