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外壁塗装前の高圧洗浄について絶対に知っておくべき基礎知識

更新日:2018-07-25

外壁塗装前の高圧洗浄

あなたは、外壁塗装前は外壁の洗浄が必ず行われると知っていましたか?

「外壁は塗料で綺麗に塗ってくれるから洗浄する必要ないんじゃない?」

「塗料代は分かるけど、外壁の洗浄は把握していなかった・・・洗浄は自分でやるから安くならない?」

外壁塗装を初めて依頼する方が、見積もりに「高圧洗浄」又は「バイオ洗浄」と書かれていて、このようなことを感じることかもしれません。

また、電動の高圧洗浄機が塗装業者に広り、業者専用の高圧洗浄機を持つことが当たり前の時代にも「高圧洗浄機は使わなくても大丈夫!」といいはる塗装業者も存在します。

塗料缶

外壁塗装A社がやった方がいいですよ!

外壁塗装B社は高圧洗浄は無しでコストカットしましょう!

このような状態になってしまったら、いったい何を信じたら・・・と頭を抱えてしまいますよね。

今回は、外壁塗装前の高圧洗浄について基礎知識を知ることで、ご自宅の外壁をより長持ちさせ、塗装業者さんともご自宅に必要な高圧洗浄の話ができるように、しっかりと必要知識をまとめてあります。

また、作業時間、作業で使う水道代、相場もまとめてありますので、外壁塗装を業者にお願いする前に是非この記事を読んでいただくことをお勧めします!

それでは、外壁塗装前の高圧洗浄について絶対に知っておくべき基礎知識を説明します!

高圧洗浄の必要性を知りましょう!

ご自宅の方角や日当たり状態、立地条件によって外壁は汚れやすい箇所があります。

  • 黒ずみ

    黒ずみ

  • カビ

    北側外壁へカビが侵食

特に汚れが目立つ箇所は、日当たりが最も悪い北側です。

日当たりが悪く、湿気が溜まりやすいことからカビやコケなどが繁殖し外壁の汚れが目立ちます。

また、車の通行雨量が多い道路に面しているご自宅は、排気ガスの黒ずみが目立ち、キッチンの排気口ではススや油汚れが雨だれとなって外壁に黒いスジを作ることがあります。

更に、日当たりが良くカビや黒ずみが発生していない外壁では、紫外線のダメージで外壁塗装が劣化しチョーキング現象が起こりやすくなっています。

チョーキング現象

壁を触ると手に粉がつくチョーキング現象

※チョーキング現象とは、塗装の表面が劣化し外壁の表面を手で触ると塗装と同じ色の粉が手につくことです。

補足

日当たりが良くても湿った場所に生息する藻が、光合成によって繁殖して広がるケースもあります。

ご自宅がどのような条件でも外壁は時間と共に汚れていきます。

外壁の塗料を塗る前に外壁の汚れ、古い塗膜をしっかりと落とすことで、塗料の密着性が上がり、塗料の性能が格段に長持ちします。

洗浄をせず塗装をすると、どんなに良い塗料を使っても1年~2年で剥げます。

また、洗浄が不十分であっても同じ不具合が発生します。

根深いカビやコケにはバイオ高圧洗浄が効果的!

外壁の汚れは、カビやコケなどの雑菌が7割を占めると言われています。

また、カビは菌糸という非常に細かい細胞を壁に生やしていきます。

このようなカビを根こそぎ荒い落とす為には、バイオ高圧洗浄が効果的です!

バイオ高圧洗浄は、木材、石材、タイルなどあらゆる素材に使用でき、水のみの高圧洗浄では落としきれない0.01mmにも満たない穴に潜んでいるカビや藻、旧塗料を徹底的に落とすことができます。

しっかりと汚れを落とすことで、塗料の密着性が上がり、塗料の性能が格段に長持ちします。

ただし、バイオ洗浄の仕様の有無は、壁の素材や劣化具合、塗装業者の考え方によっても変わります。丁寧な洗浄がすべてバイオ洗浄とは一概に言えません。

高圧洗浄で取れない汚れについて

外壁塗装を依頼し高圧洗浄を行った場合、古い塗装がすべて除去はできません。高圧洗浄後も旧塗装がついている場合があります。

このような状態の場合、金属製のヘラなどで手作業でこすり完全に除去する職人さんは、塗装の仕上がりを重視している良心的な職人さんと言えるでしょう。

また、チョーキングが起きて粉がついている外壁を高圧洗浄をしても、乾燥後に粉が残っているケースがあります。

これは手抜きということではなく、乾燥後に旧塗膜が粉化したものです。

粉化したものが完全になくなるまで高圧洗浄を続けてしまうと、下地を傷つける場合があります。

粉化した状態の外壁を見て「まだ、粉が取れてないよね・・・」と心配になる方もいらっしゃいますが、良い状態で洗浄をとめたと思って良いでしょう。

シーリングが劣化している場合は補修を済ませてから高圧洗浄を

外壁と同じく、シーリングも紫外線や雨風で劣化が進み「ひび割れ」や「縮み」などの現象が起こります。

シーリング補修

シーリングを補修してから高圧洗浄を!

シーリングが劣化している状態で高圧洗浄をかけるとシーリングの劣化部分より水がしみこみ、外壁の下地に浸水してしまい、建物の寿命を縮めることに繋がります。

雨漏りの原因ともなるシーリングの劣化は、1mmのひび割れでも雨水が外壁の下地に入っていくと言われています。

このような状態のシーリングに高圧洗浄をしてしまったら、確実に外壁の下地は浸水により痛みます。

通常、高圧洗浄の前(見積時)に外壁の状態やシーリングの状態を塗装業者さんは確認します。

劣化したシーリングを見て、シーリングを補修を済ませた後に高圧洗浄をしますが、もし、シーリングが劣化しているのにも関わらず高圧洗浄をする業者ならば、作業工程を根本から見直してもらうように、お願いしましょう。

補足

優良な業者では中々起こらないことですが、ご自身で外壁塗装の依頼をする場合は、シーリングの状態も把握しておくことで、このようなトラブルを回避できます。

プロと家庭用で使うの高圧洗浄の違い

よくTVショッピングで高圧洗浄機が売られているのは見たことありませんか?

高圧洗浄機は一般家庭にも普及が進んでいますが、プロが使う高圧洗浄機と家庭用の高圧洗浄機の違いをチェックしてみましょう!

業者が使う高圧洗浄機 一例

メーカー名 型番 最大吐出圧力 最大吸水量 重量 価格
SEIWA JC-1513DPN 14.7MPa 13L 49kg 578,000円
フルテック GB160 16MPa 12L 49kg オープン価格
YANMAR P2010S-ED 9.8MPa 20L 66kg オープン価格

家庭用 高圧洗浄機 一例

メーカー名 型番 最大吐出圧力 最大吸水量 重量 価格
ケルヒャー K 3 サイレント (50Hz) 最大10MPa 360L/h 10.3kg 30,218円
MAKITA MHW0800 7.5MPa 5.5L 7.4kg オープン価格
20,000円前後で販売されています。

価格はもちろん、最大吐出圧力、最大吸水量に大きな違いがあります。

業者が使う高圧洗浄機は、どんな汚れでも綺麗にすることを第一に考えている業者が多く、スペックの高い高圧洗浄機を使っています。

高圧洗浄機を使う際の注意点!

使用中は騒音が発生します!

静音タイプの高圧洗浄機もありますが、業者によっては静音タイプの高圧洗浄機を使わない業者も多くいます。

高圧洗浄機を業者が使用する際は、予め騒音がでることをお客様に伝え、使用時にはご近所様へ挨拶をすることが一般的ですが、配慮がない塗装業者の場合は何も言わず高圧洗浄機を使うこともありますので、注意しましょう。

※もちろん、ご自身で高圧洗浄機を使う場合もご近所様への配慮は必要です。

外壁を洗浄する時は、水しぶきが飛びます!

高圧洗浄の作業は、どのようにしても水しぶきが建物周りに飛び散ります。

また、住宅街や立地条件によっては、ご近所様や駐車場、物置に水しぶきだけではなく、外壁の汚れも飛び散りますので、塗装業者が作業する際は、飛散防止ネット(メッシュシート)を足場の周りに張ります。

シーリング補修

飛散防止ネットでご近所様へ配慮を!

足場を組まない場合は、飛散防止ネットを洗浄箇所ごとに用意しなければならず、作業効率が悪くなり、部分的に張られたネットの隙間から水しぶきが漏れやすくなってしまうでしょう。

塗装業者が行う高圧洗浄の手順について

近隣へのご挨拶

近隣へのご挨拶

騒音・水の飛散の可能性がある為、作業を行う前に近隣の方にご挨拶をします。

材料の準備・養生

材料の準備・養生

照明や電気機器など濡らしてはいけない部分をビニールで養生

水養生

水養生

潜在が浸透しやすいように、洗浄面を見ずでタップリと濡らす。

洗剤散布

洗剤散布

外壁に対して洗剤をつけます。汚れに応じて洗剤の割合を変える事があります。

水洗い

水洗い

洗剤残布後5分~10分反応させてから水で洗い流す。

高圧洗浄作業の工期は、一般家庭~60坪で半日~1日です。

他の部位で気になる汚れがある場合

ブロック塀やコンクリート駐車場、ベランダなどカビ、コケ、藻が気になるようでしたら塗装業者に高圧洗浄を依頼してみましょう。

黒ずみ作業中

気になる黒ずみがあったら、

塗装業者に綺麗にしてくれるか確認しましょう!

外壁や屋根のみならず、高圧洗浄で綺麗になる部位は対応してくれる塗装業者は多いです。

高圧洗浄は乾燥期間が2日必要?

高圧洗浄は乾燥期間も含んで考えておくことが大切です。

一般家庭の家で乾燥期間は、晴れの日で1日~2日必要です。

高圧洗浄後に十分な乾燥期間をとらないと、閉じ込められた水分が気体化して、塗膜が膨らむ原因になります。

乾燥期間を十分にとりましょう

これでは本末転倒になってしまいますので、乾燥期間は十分に考慮する必要があります。

高圧洗浄で使用する水道代・電気代は家主が負担?

高圧洗浄で使う水は家主様がご負担となります。

高圧洗浄作業は一般家庭のご自宅で約5時間~8時間かかります。

高圧洗浄の作業中は外壁の汚れを取り除く為に、水を噴射していますので高圧洗浄の作業時間=水道代がかかることになります。

市区町村により水道代も異なる為、はっきりした金額は言えませんが1日の高圧洗浄作業でかかる水道代は1,500円~2,000円となります。

高圧洗浄の相場

高圧洗浄の単価相場は、150円~250円/(平米)㎡

バイオ高圧洗浄の単価相場は、200円~300円/(平米)㎡です。

定期的な外壁クリーニングで高圧洗浄のみの場合は、別途で足場代、飛散防止ネット代が見積りに含まれます。

※外壁塗装でも工程上、足場代、飛散防止ネットが見積もり書に記載されているはずです。

高圧洗浄のみ依頼する場合は、別途で足場代、飛散防止ネット代も考慮しましょう。

目安として、2階建てご自宅の相場をご覧ください。

坪数(平米数) 外壁面積(平米) 高圧洗浄の相場(250円/㎡)
20坪(66.2m2) 100~109 25,000円~27,250円
25坪(82.8m2) 110~119 27,500円~29,750円
30坪(99.3m2) 120~129 30,000円~32,250円
35坪(115.9m2) 130~139 32,500円~34,750円
40坪(132.4m2) 140~149 35,000円~37,250円
45坪(149.0m2) 150~164 37,500円~41,000円
50坪(165.5m2) 165~180 41,250円~45,000円

※相場単価の最大金額で計算していますので、実際の価格よりも高い可能性があります。

坪数(平米数) 外壁面積(平米) バイオ高圧洗浄の相場(350円/㎡)
20坪(66.2m2) 100~109 30,000円~32,700円
25坪(82.8m2) 110~119 33,000円~35,700円
30坪(99.3m2) 120~129 36,000円~38,700円
35坪(115.9m2) 130~139 39,300円~41,700円
40坪(132.4m2) 140~149 42,000円~44,700円
45坪(149.0m2) 150~164 45,000円~49,200円
50坪(165.5m2) 165~180 49,500円~54,000円

※相場単価の最大金額で計算していますので、実際の価格よりも高い可能性があります。

外壁塗装業者のホームページなどでは、足場代も含んだ料金で案内している場合もありますので、各社料金チェックの際はご注意ください。

見積り時の注意点!!

塗装業者の中には高圧洗浄代が一式と見積り書に書く業者が存在ます。

高圧洗浄は施工面積を明確にして、㎡(平米)単価で透明性がある見積り書を出すことが優良企業の証拠です。

一式で◯◯円という表現をする塗装業者は、施工面積を明確に出していないか、価格をごまかしている可能性がある為に注意が必要です。

塗装業者によっては高圧洗浄機を使って洗浄をやらないことも

高圧洗浄は外壁塗装前にしっかりやることで、次の塗装が長持ちする大切な作業ですが、実は高圧洗浄機を使った外壁の洗浄は近年主流になった手法です。

塗装業者の中では「昔から手作業で洗浄作業をやってきたから、高圧洗浄機を使わず作業をします」という塗装業者も少なからず存在します。

高圧洗浄を選択しない職人さんの考えは、ブラシなどで汚れを落としきることに自信があるからです。

手抜き工事ということはありませんが、職人さんの考え方で洗浄の方法も変わります。

ただし、高圧洗浄は手作業で取り切れない細かな汚れを機械の力で、手作業よりも早く落とす方法となりますので、現代では高圧洗浄を採用している塗装業者さんが一般的となります。

高圧洗浄は外壁塗装の時だけではありません!

外壁は綺麗に塗装しても日当たり状態やご自宅の環境により劣化していくものということはお分かりいただけたかと思います。

外壁をより長持ちさせる為に、定期的な高圧洗浄をお勧めします。

塗装の寿命が伸び、美粧性が高い外壁となることで長い年月を考えると住宅運用コストが低くなることが十分に考えられます。

塗装業者さんの定期健診時などに、高圧洗浄の必要性について質問し検討をすることも外壁の寿命を伸ばす上で、大切なことです。

まとめ

外壁塗装時の高圧洗浄は塗装の寿命を決める大切な作業になります。

また、塗装業者に依頼をする際は、「ご近所様への配慮」や「乾燥期間の考え」「高圧洗浄の手順」についてしっかりと説明を受けましょう。

この「外壁塗装前の高圧洗浄について絶対に知っておくべき基礎知識」を理解していただくと、塗装業者さんとの打ち合わせも円滑に行います。

是非、この記事をご活用ください。

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