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わが家の外壁ってどんな素材?素材を知って修繕時期を見極る!

更新日:2018-06-12

外壁の素材によって、外壁リフォームの時期は異なることは知っていましたか?外壁の素材は種類が豊富です!

新築の方も必見!家の外壁に使用されている素材と特徴を理解して最適な時期に外壁塗装をしましょう!

金属サイディングボード

金属サイディングボード

表面には、スチールやアルミニウムなどの金属鋼版を入れ、裏には断熱材を入れた外壁のことです。

デザイン、耐久性に優れています。また、優れた裏打材によって形成された金属サイディングボードは断熱性と防火性もあり、軽くて耐久性が高い外壁です。

金属サイディングボードは美粧性維持、防カビのために10年~15年で塗装が必要になる外壁です。

※塗膜を傷つけてしまった場合はスグに処置が必要です。

塗装目安 10年~15年

金属サイディングボードのこんな症状に注意!

劣化した金属サイディングボード

表面材の塗膜が傷くと、傷から赤サビが発生します。

理由は金属サイディングボードは表面は特殊なメッキ加工がされていますが、中身は鉄の板のようなもので作られている為、表面が傷つくと錆びてしまうことがあります。

放置をすると他の箇所にも錆びが侵食しますので、錆びが広がる前に適切な処理が必要です。

窯業系サイディングボード

窯業系サイディングボード

セメント質と繊維質を主な原料にして、板状に形成したものです。柄や色などのバリエーションが豊富で人気が高い外壁です。

近年ではタイル目やレンガ調のデザインも見かけるようになりました。

防水効果は塗膜で対処しているため、塗膜の劣化を放置すると建物の構造に大きなダメージを与える可能性が高い外壁です。

塗装目安 7年~8年

蜜業系サイディングボードのこんな症状に注意!

シーリングの劣化

紫外線によりシーリングが劣化、目地部分にヒビ割れが発生しますと、外壁自体にひびが入るいる心配よりも、壁内に水が入り雨漏りの原因になる可能性もあります。

シーリングが劣化すると感じたら、すぐに相談をしましょう。

モルタル

モルタル

セメントと砂を水で混ぜて練った素材です。モルタルは以前は多く使用されていましたが、施工に時間がかかり、金額も上がってしまう為、あまり使用されません。

費用に余裕がある方や、こだわりのある方が使用する事が多くなっています。

近年の新築は蜜業系サイディングが7割~8割を占めていると言われています。強度が強く耐火性に優れていますが、防水性が低い為、劣化が早く、ひび割れが発生することが多い外壁です。

塗装目安 10年~15年

モルタルのこんな症状に注意!

モルタルカビ
壁剥がれ

防水性能が低い為、コケやカビが発生する率が高く、初期症状を発見した時に汚れを落としましょう。

放置しておくと塗装した膜が膨れ早急な外壁リフォームを行わなければならないケースもありますので、ご注意ください。

ALC

ALC

ALCの主な成分は珪石、セメント、生石灰、石膏、アルミニウム粉末などです。

耐熱性、耐火性、耐久性に優れマンションやアパートなどによく使われています。

塗装が劣化したままだと、内部から腐っていき、外壁リフォームのみならず、下地補修から整えていかなければいけない為、早めの塗装をお勧めします。

塗装目安 10年~15年

ALCのこんな症状に注意!

チョーキング

外壁を手でこすると白い粉がつく症状です。劣化していると粉状になります。

外壁の変色

日当たりが良い箇所は外壁色が変色します。変色後、外壁にヒビが入り雨水などで水が外壁内部に入り込み大幅な工事が必要になるケースがあります。

コンクリート

コンクリート

コンクリートの外壁は最も強度のある外壁材として使われています。

しかし、年数が経つにつれて防水効果が弱くなり、大幅な工事が必要になるケースがあるので、注意しましょう。

塗装目安 10年~15年

コンクリートのこんな症状に注意

コンクリートのヒビ割れ クラック

塗膜の効果や下地素材が割れて発生するヒビ割れのことです。コンクリートの外壁劣化でよくみられるケースです。

クラックや打ち継ぎ目地などから雨、炭酸ガスなどが侵入して、中性化が進行すると内部の鉄筋を侵食して爆裂を発生させます。

稀なケースですが、ほおっておくことで十分起こり得る可能性が高い症状です。

トタン張り

トタン張り

外壁に使用されているトタンは、プリントといわれる木目調の塗装をされたものが多くあります。

築30年以上の建物に使用されているケースが多かったのですが、近年ではデザイン性が見直され多くのご自宅の外壁に採用されています。

防水性がよく耐久性にも優れているのが特徴です。

塗装目安 7年~8年

トタン張りのこんな症状に注意

チョーキングにより水をはじかなくなりボードが表面から乾いて反る現象を見つけたら、トタン張りが劣化している証拠となります。

また、海の近くで起こりやすい現象「白サビ」は白い斑点が外壁に現れます。

これはトタンの表面メッキに含まれる亜鉛が参加して表面に出てきたものです。

美粧性が失われて外壁リフォームをお考えの方もいらっしゃいますが、状況によっては水洗いなどで解決するケースもあります。

羽目板

羽目板

木材が乾燥収縮して割れや歪みが起こる可能性があります。

羽目板は木材の厚みによって割れや歪みの時期が異なりますが、雨水が染み込むことで、色が変わったりしますので日々のメンテナンスを心がけましょう。

羽目板のこんな症状に注意

紫外線と雨水により色が変色しグレーになることがあります。こうした症状がでた場合は、必ずプロに見てもらい対策をしていきましょう。

木材は微生物の餌になり腐食、カビが発生しやすくなります。太陽が良く当たる外壁の場所でも羽目板ですと微生物が侵食し生育していきます。

まとめ

外壁塗装っていつやるんだろう?とお悩みの方も上記症状が出た際は、必ずプロに診断してもらいましょう!状況によっては、外壁リフォームを行わず簡易な作業のみで外壁の寿命が2年~3年伸びるケースもあります。

まだ、うちは外壁リフォームは早いよ!という方も、外壁の寿命を伸ばす為にプロの診断を受けてみてはいかがでしょうか。

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