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ご自宅にピッタリな塗料を選ぶ方法

更新日:2018-11-01

ご自宅にピッタリな塗料を選ぶ方法

ご自宅にピッタリな塗料を選ぶコツは、生涯の外壁リフォームのトータルコストを把握することです。

また、業者が提案する塗料を見るだけではなく、どのような塗料が、どれだけの耐久年数があるか把握しておくことも重要です。

この記事ではご自宅にピッタリな塗料を選ぶためのトータルコストをご紹介しておりますので、塗装会社と打ち合わせ前に是非読んでおきましょう。

塗料の塗り替えサイクルとトータルコスト

外壁塗装は1度で終わるものではなく、その家に住み続けている限り一定の周期で外壁塗装をする必要があります。

塗り替えの周期を把握し、生涯コストとして外壁塗装を考えることでご自宅にピッタリな塗料を選ぶことができます。

まずは表にして解説します。
※トータル金額は、30坪 外壁面積100㎡のご自宅を例として算出しています。足場やバイオ洗浄なども含むトータル金額となり目安としてご覧いただけます。

塗料 耐久年数 相場単価 トータル金額
アクリル 5~7年 1,400~1,600円 70万
ウレタン 7~10年 1,700~2,200円 75万
シリコン 10~15年 2,300~3,000円 100万
フッ素 15~20年 3,800~4,800円 115万
無機 20~25年 4,500~5,500円 120万

耐久年数については、あくまでも期待できる耐久年数となりご自宅の環境によって異なる場合がありますのでご注意下さい。

では、生涯住むご自宅として生涯コストとして考える場合は以下の表をご覧ください。

40年後の未来までのトータルコストです。

塗料 塗装金額 40年間の塗装回数
初回含む
トータル金額
アクリル 70万 9回(5年毎) 630万
ウレタン 75万 6.7回(7年毎) 502.5万
シリコン 100万 5回(10年毎) 500万
フッ素 115万 3.6回(15年毎) 414万
無機 120万 3回(20年毎) 360万

ご覧の通り、塗り替えの回数が変わることで40年間住む家として塗装回数を考えるとトータルコストは大幅に変わってきます。

このように、塗り替え料金が安いからといって使用する塗料グレードを落とすとトータル的にみてハイコストとなることがあります。

機能面から塗料を選ぶ

機能性が高い塗料を選ぶことで、寒さ・暑さ対策、美観性維持など効果を期待できます。

シリコン、フッ素、無機型の塗料には、塗料によって断熱性、汚れ対策、雨漏り対策になる塗料もあり自宅の状況に応じて塗料を選ぶこともよいでしょう。

メーカー発表の耐久年数について

塗装会社から見積もりと提案書をもらい、そこに「耐久年数は10年と書かれているけどメーカーのサイトを見てみると15年になっているけど、どういうこと?」となる方は多くいらっしゃいます。

メーカーが発表している耐久年数は基本的に室内で人口の太陽光を浴びせテストをしています。

この試験方法はJIS規格で定められていてJIS A6909耐候形1~3種内に該当します。

技術文書として国レベルの「規格」で試験を行うメーカーですが、実際に塗料を自宅に塗って15年耐久性を試験している訳ではないので、耐久年数はメーカー発表の年数より少なく見積もった方が良いでしょう。

また、信頼ができる塗装会社の場合、耐久年数に関して実例で説明してくれますので現場(塗装会社)が提示した耐久年数を参考にしましょう。

まとめ

どんなに良い塗料を使っても、塗装会社が手抜きリフォーム(塗料を2回しか塗らないなど)をしては意味がありません。

塗料を知り、信頼できる会社を見つけることが最終的なゴールになります。

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