3分でわかる外壁リフォームによる効果
更新日:2018-06-29
外壁リフォームによる効果は、ズバリ!
「美観性を上げ、外壁塗料による外壁の保護で家を長く住めるようにする」ことです。ここでは、具体的に分かりやすく、外壁リフォームによる効果を説明します。
美観性を上げる
家を建てて8年~15年(外壁の素材による)経つと、多くの家では外壁が劣化して、美観性が損なわれます。
外壁リフォームをやることで、家の第一印象を上げる効果があります。
外壁の保護
雨、紫外線、海沿いの家は海風、カビ、コケ、虫などから、外壁は徐々に傷んできます。
外壁リフォームをやることで、新しい塗膜層をつくり家を日差しや雨、風から守ることができます。
塗料で効果が変わります! 外壁リフォーム ~塗料編~
アクリル塗料
低価格で販売されている塗料です。5年~6年と耐久年数が低く、クラックが生じやすい塗料です。
アクリル塗料を選択した場合、外壁のリフォーム時期は早まることと、外壁の耐久性、防水性はあまり望めないでしょう。
また、ひび割れしやすく、色あせが早いため、外壁塗装業者ではアクリル塗料を扱っていない会社もあります。
耐久年 | 5年~6年 |
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特長 | 安いが色あせ、ひび割れしやすい。 |
ウレタン塗料
防水性と耐久性に優れ、塗膜が柔らかい塗料です。アクリル塗料より優れていますが、耐久年数は8年~10年と短いです。
艶があり塗り替えた直近、1年前後はピカピカと光沢が持続します。
耐久年 | 8年~10年 |
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特長 | 光沢が1年前後続きます。 |
シリコン塗料
艶があり光沢が比較的長く続きます。耐久年数も10年~12年と長く持ちます。
また、コストパフォーマンスが優れているメーカーが多く、汚れにも強いことが特徴です。
油性シリコン樹脂・水性シリコン樹脂の違いは!?
メーカーは水性シリコン塗料より油性シリコン塗料のほうが塗装のもちが良く油性を推奨していますが、塗装業者の中には油性も水性塗料も塗装の耐久年数は大きく変わらないと判断し、水性を勧める業者も多いです。
どちらが耐久年数が良いとは言い難いと判断されていることが最近の風潮です。
また、油性シリコン塗料はシンナーが入っている為、塗装時にシンナーの臭いが風にのり、ご近所からクレームになるケースがあります。
このようなことから耐久年数が大きく変わらないのならば、水性をお客様にお勧めしようという塗装業者は多くいます。
耐久年 | 10年~12年 |
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特長 | 艶があり比較的長持ちする塗料 |
ラジカル制御型 シリコン塗料
通常のシリコン塗料と違い、耐久性が高くコストパフォーマンスに優れています。
また、チョーキング現象が起こりにくく、塗料の対候性を上げる効果もあるとされています。
デメリットとして、酸化チタンを使っていることから濃色を作ることが難しいことが上げられます。
耐久年 | 10年~13年 |
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特長 | 耐久性があり年数から見るとコストパフォーマンスが高い |
フッ素塗料
ガラス製塗料のフッ素塗料は、非常に長い耐久性を持ち、耐寒性、耐熱性に加え防藻性、防カビ性、耐水性もあります。
ただし、欠点として価格が高い点が上げられます。
耐久年 | 12年~15年 |
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特長 | 耐久性・耐熱性・耐水性・対候性に優れている塗料 |
無機系塗料
耐久性・耐熱性・耐水性・対候性はもちろん、高気密高断熱と省エネ性に優れ15年~20年と長持ちする万能塗料です。
ただし、光沢性はなくザラっとマットな上品な仕上がりになる塗料です。
耐久年 | 15年~20年 |
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特長 | 省エネ性、耐久性があり万能塗料 |
塗料選びの注意点
同じ種類(例:シリコン塗料)でもメーカーによって、耐久年数や1缶で◯◯㎡塗装可能などで違いがあります。
また、外壁塗装会社によって扱う塗料メーカーも異なりますので、ご予算、希望耐久年数などをまとめて、プロに相談することをお勧めします。